新刊『キムラ食堂のメニュー』中公文庫より発売中です。文庫オリジナルです (Click!) 。720円(+税)也。
電子書籍でも読めます (Click!) 
女が書く食エッセイというと、はなやかな食べ歩きや子供たちとのやりとりなどの題材が王道ではありますが、「ハレ」ではなく「ケ」の食堂風景や、夫とふたり暮らしの食卓の話もきっと誰かの琴線に触れるはずだと思って出した一冊です。


エッセイ:
週刊誌『an・an』(マガジンハウス)11月8日号は手土産特集。「手みやげアレコレ帖」というページで『銀座ウエスト』のリーフパイ、『とらや』のようかん「夜の梅」について書きました。

月刊誌『dancyu』12月号は日本ワイン特集。その中に「長野“千曲川ワインバレー”一泊二日」と題した記事を書きました。四十路を越えてからワインづくりを志した人たちの、当時の未来予想図が見事に現実のものとなった様を目にし、今からでもやればできるんだな、と思いもし。


書評:
『サンデー毎日』で書評コラムを隔週連載中。
第40回は、岡村稔久『日本人ときのこ』(ヤマケイ新書)をとりあげました (Click!) 。きのこといえば、居酒屋の男女共用トイレの壁にしばしば掲示されているあの標語というか、狂歌をつい思い出してしまう私。そう、「急ぐとも心静かに手を添えて外にこぼすな松茸の露」です。
第41回は、旦部幸博『珈琲の世界史』(講談社現代新書)です (Click!) 。読後に得られる感覚は、たとえるならば、常日頃必要としている工具とたまに使う遊び道具、その全てがきっちりと整頓された道具箱を開けてみたときのような清々しさ。