『ロッキンユー!!!』2巻を読んで、ゆらゆら帝国「夜行性の生き物三匹」 (Click!) のマツリビートに酔い痴れています。

コーヒー:
「dancyu web」11月20日開店!‪ (Click!) 
編集長は、昨夏まで紙の『dancyu』をつくっていた江部拓弥さんがつとめています。私は、新潟は燕にある店のルポ「『ツバメコーヒー』のメタモルフォーゼ」を短期集中連載中。
第1回は「ツバメコーヒーの道理と道具。」 (Click!) 
第2回は「ツバメコーヒーの焙煎問答。」 (Click!) 


和菓子:
ムック『手みやげを買いに 東京篇』(京阪神エルマガジン社刊) (Click!) に、四谷『たいやき わかば』の、甘じょっぱいつぶあんが詰められたたいやきの記事を書きました。
『わかば』の社是は「鯛焼のしっぽにはいつもあんこがありますように」。それはささやかでありながらたしかな温かみのある約束。


書評:
『文學界』(文藝春秋刊)にて、お酒書評「BOOKSのんべえ」連載中。
12月号掲載の第5回は、佐藤正午『身の上話』です。抑制の利いた柔らかな文体で語られるのは、タイトルどおりに、書店員の女の子の来し方です。作中で、すっかりおびえてしまった彼女の心を解きほぐすのはワイン。その値段は、500円以上1000円以下。一杯ではなく一本の値段で、おそらく西友で買われたもの。もっと贅沢できるはずなのにあえてそうしないわけは、彼女には、秘密があるから。

『サンデー毎日』で、書評コラムを隔週連載中。
第64回は、有賀薫『スープ・レッスン』(プレジデント社刊)です (Click!) 
理に適っていながら理詰めの窮屈さがない、これからの台所の指針になる本。「ひとつのスープについて、メインになる野菜はひとつ」という潔さのおかげで、この野菜にはどう火を入れるのがよいかという基本もばっちり分かる。担当編集者はこの本に収録されているレシピを全て試作したのだと、あとがきに記されていて、そこが信頼感の源でもあるなあと思います。
第65回は、ビアンカ・ボスカー『熱狂のソムリエを追え! ワインにとりつかれた人々との冒険』(光文社刊)をとりあげました (Click!) 
ワインがグラスに注がれてから、喉に落ちるまでをつぶさに追った、クールな視点とあふれるロマンの二刀流、濃くて熱いルポルタージュです。「味覚と嗅覚を“取るに足りないマイナーな要素”として片づけたプラトン」を私も恨みます。